古代の歌謡にあると見られ。文学

長歌の始まりは古代の歌謡にあると見られ「日本書紀」や「古事記」の中に多くみられ、五音と七音の句を3回以上繰り返した形式のものが多かった。

それが次第に五・七音の最後に七音を加えて結ぶ形式に定型化していった。

「万葉集」の時代になると、長歌の後にそれを要約する形で、短歌形式の反歌を付け加えることが多くなった。

平安時代に入り、古今和歌集が編纂される頃になると、和歌といえば短歌のことをさすようになり、長歌は衰退した。

ところが江戸時代になると、国学において万葉集研究が重きをなしたことにともない、再び詠まれるようになった。

太平洋戦争の終戦後に、窪田空穂がシベリアに抑留された次男の死を悼んで詠んだ、長歌史上最長の長歌「捕虜の死」は名高い。
update:2010年04月04日